中国での演出を断念

北京の劇団からの依頼で演出を担当させていただくことについてですが、残念ながら契約書で合意できませんでした。稽古日程や経済的な基本条件では合意でき、後は契約書だけということで、先に演出をする事になりましたとここに報告をしました。しかし、その契約書にいくつかの受け入れにくい項目があり、その書き換えをお願いしたのですが、それは難しいという事で、今回のお話は最終的な合意に至りませんでした。

折角の申し出であり、また元となる台本も美しい話で僕としても創造的な意欲はありました。また、先方も僕のプランに興味を示し始めてくれたいましたので、とても残念ですが致し方ありません。ただ、クリエイターとしては互いを尊重できる関係の中で終始話し合いを持てましたし、今後も人形劇を通じた友好関係を続けていきましょうというように結べたという事も併せてご報告いたします。